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大江戸人情花火 稲葉稔 たまや~! かぎや~! [本]

図書館ではいつも、実務系や自己啓発の本を借りています。

でも今日は、ふと歴史小説を読みたくなりました。

いつも、図書館でさわりだけ読んで借りずにいたけど、
読み始めたら、止まらなくなったので、ちゃんと借りてきました。

一気に読めたので、紹介します。






大江戸人情花火
稲葉稔 著

玉屋~! 鍵屋~!
たまや~!かぎや~!

大江戸人情花火を読むと、
打ち上げ花火の時にあがる掛け声のドラマを見られます。

鍵屋に奉公していた花火職人の清七が、
暖簾分け(のれんわけ)を受け玉屋を立ち上げる。

材料の仕入れ、人材の確保、資金繰りに翻弄しながらも、
おみつに支えられながら起業してゆく。

起業後 苦労はするが、なんとか初めての花火打ち上げを終える。

おみつが、経理のスペシャリスト徳蔵を連れてきて、玉屋の財務を見てもらうと厳しいことが分かった。

番頭になった徳蔵は経理のみではなく、営業力もあって顧客を作っていく。

玉屋は栄えていくが、
大口得意の獲得過程や、
ギャンブルで借金を抱えた番頭見習いの栄助がヤクザに連れて行かれたり、
玉屋が大きくなり、余裕ができた清七改め市兵衛は芸者お志摩にハマっていく・・・



あ、紹介した文章に経営のスペシャリストとか書いてしまいましたが、
私なりの解釈です。

実務系の本ばっかり読んでいたので、
こんな紹介になってしまいました。


時代は江戸時代 文化6年 1809年。


歴史小説なので、そんな言葉はありませんので、
どっぷり江戸時代にタイムスリップできますよ。


江戸時代の花火屋である玉屋、鍵屋の物語を通して、
経営哲学を学べる本でもありました。


お勧めです。







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